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2015'10.30 (Fri)

「秋」

毎日、通勤で通る土手の道。
その道沿いに小さな稲荷神社がある。
ほんと小さくて古くて、夏には生い茂った雑草に覆われ、冬は積もった雪で姿が少しだけしか見えなくなってしまう。
通るたびに見るその神社。
でも、その都度たたずまいが違って見える。
ちっぽけに見えたり、堂々と見えたり、、、

そして、そこには大きくて立派なイチョウの木がある。
夏は緑鮮やかな葉をたわわにつけ、木が本来持つパワーが全体にみなぎっている。
秋になるにつれ黄緑に変化し、今では上下の1/2が黄色に染まっている。
日一日と黄色の部分が増え、もうすぐ全てが黄金色になり、そして葉を落とし、やがて枝を残すだけになる。
何気に、むか~し暗記した平家物語のこの一節を思い出す。(今でも覚えてるぞ)
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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理(ことわり)をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ
・・・・・
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栄枯盛衰は世の習い。んで、人の常。
でも、植物には当てはまらないかぁ。
木(植物)は枯れて終わるだけではなく、次へつながるから。
夏は陽をたっぷりと浴びて栄養を蓄え、その栄養を幹や根にしっかりと送る。そして、また芽吹くために、自ら葉を落とし、土に返って栄養となる。
春にまた力強く息吹くために。

春夏秋冬、巡る季節の中で、毎日見る神社のイチョウの木。
その変化がハッキリとわかるね。
その時々、、、
体調がいいとか悪いとか、気持ちが凹みぎみだなとか、なんだかんだ感じながらも、僕もしっかり生きている。
イチョウの木もそうだけど、当たり前に身近にあり、以前は気にもしなかったことなんかを、今は素直にすごいと思える自分がいる。

人間もきっと、生きてるだけですごいことなんだろう。

ふと見上げた空、そして吹きぬけていく風、、、

今、そんな身近なものを心地よく感じる。


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