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2009'10.30 (Fri)

失業率と自殺率

先日、「失業率と自殺率」という記事を目にしました。
社会情勢と人間の命…、深い関係があるはずです。

日本では、失業率が増加すると、自殺率も増加するだろうというのが常識的です。
では、海外ではどうなのでしょうか。
イギリスの雑誌に掲載された論文で、EU26カ国の1970~2007年の動向を分析しています。
EU諸国全体の平均を見ると、失業率が増えると自殺率も増加するという結果でした。
また、アルコール乱用死も増加しています。

しかし、フィンランドとスウェーデンは違っていました。
フィンランドでは、1990年から1993年にかけて失業率が3.2%から16.6%に急激に増加したにもかかわらず、自殺率はむしろ減少しました。
スウェーデンも、1991年から1992年にかけて2.1%から5.7%に増加しましたが、自殺率は減少しています。
論文では、フィンランドとスウェーデンの政府が、積極的な雇用創出などの社会政策を行ったからだとしています。
記事の筆者は、「不況時の自殺予防への、政府の役割の大きさを物語る例だ」としています。

フィンランドとスウェーデン…
どちらにも共通しているのは、「高福祉の国」だということです。
税金は高いけど、政府が国民一人ひとりを手厚く保障する「大きな政府」の国です。

小泉政権で経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵さんは、「日本のように人口の多い国が、大きな政府になっては、やっていけない」と発言しています。
なぜ、人口の多い国は、「大きな政府」ではやっていけないのでしょうか。

経済学者が大臣になり、首相と推し進めた政策の結果が、今のこんな格差社会です。
国民は、今の疲弊した経済、社会情勢ではだめだということで、変化、変革を求めました。
待っているだけでは、何も始まりませんから。

今年の夏、私の友人が亡くなりました。自殺です。失業中でした。
収入がなくなると、保険を払うこともできません。
病気になっても精神を病んでも、病院代が払えなければ医者にかかることもできません。
病院にも行けない、薬ももらえない。ますます悪化します。
こんな状態になれば、人間誰でも精神を病んでしまいます。
まったく何時代の話しですかって感じです。
こんな日本でいいわけがない。これはもう政治の責任です。
命がけで生きている人はいっぱいいるんです。

私たちは、もうこれ以上コンクリートの箱物はいりません。道路もいりません。
砂利道でもいいので、医者を増やしてください。病院をつぶさないでください。
誰もが病院に行けるようにしてください。人の命が一番大事なんです。
社会情勢の犠牲になり、命を絶たなければいけないなんて御免です。
政治とは、国民の生命と財産を守ることなんです。

今こそ、人の命を守る医療や福祉など社会保障に力をいれ、「高福祉の国」に転換する時期です。
国民の命を守るために、医療、福祉、介護の雇用を増やす。
失業率が下がれば、必ず自殺率も減ります。
そして、内需の拡大に繋がり、日本再生のきっかけになります。

鳩山政権は、「コンクリート」から「人」へと言っています。
今の民主党が目指しているのは、「大きな政府」だと思います。

今までも人間は困難に立ち向かい、不可能に挑戦することで発展し続けてきました。
何もせずに待っているだけでは、何も始まりません。
大きな変革をしていかなければいけません。

国の手厚い保障が、人の命を救います。



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